調査日誌

調査日誌2024.09.15

東海大学木村ゼミ生細野さんの調査ブログ【2024年9月15日】

こんにちは。

今回桧原湖の湖底遺跡調査に参加させていただいている、東海大学海洋学部4年生の木村ゼミに所属している細野高太郎です。


9月15日の朝は曇りで午後から雨が降ってきました。

午前中は桧原宿跡地より北東側に所在する土塁の調査を、佐々木先生率いるチームで参加しました。約1時間ソナーを使って土塁周辺水域調査を行いました。


水面に浮かんだ藻が船のスクリューに絡まないように避けつつ調査を行い、土塁周辺の南北350m、東西に330mをソナーにかけ、土塁周辺水域の地形の割り出しに成功しました。その際切り株や魚影なども探知し、午後から予定していたドローンの使用によって更なる詳細がわかると思い一人で盛り上がっていた自分は、この後に我々に起こる悲劇をまだ知らないのでした。



[突然の大雨]

午後は佐々木先生と共にドローンを使用した調査を行ったのですが、突然降り出した大雨によってドローンを操作することが難しくなり、強行突破を試みて佐々木先生にブルーシートを被せて操作を行っていただくというパワープレイも行ったのですが、横殴りの雨によって断念せざるを得ませんでした。


雨が弱くなるのを見計らって、調査を中断して雨雲レーダーを信じて1時間ほど雨宿りを決行したのですが、雨は弱くならず。。。

結局午後の目標であったドローンを使用した土塁調査は失敗に終わってしまいました。

明日は土塁がどこまで伸びているかを調べ、調査を進めて行きたいと思っています。


この記事を書いた人
細野高太郎 (東海大学)
Kotaro Hosono

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