調査日誌

調査日誌2024.10.16

桧原湖日記【高知編:2024年10月16日】

みなさん、今回の桧原湖日記は番外編!

というのも、なんと高知からお送りしているからです!

それは桧原湖日記と言えるのか?って?

大丈夫です。桧原湖に関係していればそれは桧原湖日記なのです。

たとえ桧原湖でなくとも、それは桧原湖日記なのです。


ということで、いってみましょう!



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ここ高知に来たのは他でもなく、サンプリングのためである。

桧原湖日記4にも記したように、我々は主に潜水士さんの手によって、複数のコアを採取した。


ということは、それを取り分けて、適切な処理をしなければならない。


コアは、街道、畑、おつけばと思われるところで採ったコアである。

それぞれ鈴木さんによって半割された。

そして我々の手によってキューブを差され、キューブの刺さっていないところはスプーンで採られた。

そうして処理を終えたコアは無残な姿だったが、これもワーキングコアの宿命である。


コアを切る→キューブをさす→袋に名前を記入する→キューブの両サイドを採る→袋を回収して極寒冷蔵庫に入れる→キューブを回収して秤で重さを量る→キューブの空気穴にシールを貼って塞ぐ→キューブを極寒冷蔵庫に入れる


を繰り返していくうちに我々はこの道のプロと化していったのであった。


・・・その結果、作業は大巻きに巻き、1日も短縮されたのである。


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桧原湖日記高知編2へつづく!


この記事を書いた人
岩原ほのか (神戸大学)
Honoka Iwahara

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